デ王Webオンリー「宴の準備はOKか?」感想

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 フォロワーさんがWebオンリーの感想を書いてらしたので、マネします笑

 イベントにおける一般参加は何度かしたことがあるのですが、サークル参加は実は初めてでした。
私もフォロワーさんがブログに記されていたように、主催者様にサークル参加自体が初めてなので、どうしたらいいか聞けば良かったな……、と思いました。サークルカットはテンプレートがあるのかは聞きました笑
ちなみにTwitterの仕様変更らしいのですが、DMが送れませんでした。こういうプライベートなシーンで完全に知らない方にメール送ったの初めてだったかも。

 私は庵桐短編小説を書いたのですが、このイベントのために書き下ろしたものが初めての庵桐で、庵桐ってどうやって書くんだ? から始まりました。私はどちらかと言うと、影のあるキャラを掘り下げて、こうかな、この解釈はどうかな? と書くタイプなので、デ王の小説は書けないと思っていました。主人公側の視点から書くのが主で、燦然と輝く光の主人公である印我桐久氏はムリだなと。そもそも完成されたCPを提示されるBLゲームや漫画や小説は、妄想の余地がないと思っていたので、書けないと思っていました。この思い込みも、たまたまTwitterで見かけた神字書き様によって、覆されるのですけれど。本当ありがとうございます。そこで私は、初の攻め視点の小説、つまり庵士側の視点で話を作ることになったのです。

 ところで、私は5月の終わり頃に書いた「Paradise」のミツアヅ(別ゲームの話ですみません)が2年ぶりに書いた小説でした。久しぶりすぎて大苦戦しました。

 庵桐では庵士も認めた桐久の作曲家としての才能を活かした話にしたいと思い、「I loving with you.」を書きました。インタビューのところが少し冗長だったかなとも、若干思ったのですが、それぞれのインタビューの中で、互いを何気なく褒める描写を入れたかったので、長くなってしまいました。感想で良かったよ、と褒めて頂いた、ラストの「ところで、お前……」〜「当たり前だ。お前だって知ってるだろ?」のところは、ドラマ「TRICK」のパロディ的なやつです。本家では、女流作家がアシスタントに「お前、私より可愛くないか?」と言って、アシスタントが「すみません」と言うのですが、これを庵桐的に解釈すると、庵士が褒めても桐久は謙遜などしないと思ったので、ああなりました。
 2本目のお話、「一等星のかおり」は香水をテーマに2本のSSになるはずだったものをひとつにしました。ショート・ショートだし、5千字かな〜?? とか余裕ぶっこいてたら、何故か3万字になってしまいました。私の卒論より長いよ、キミ。2人がお揃いの香水つけてたら、可愛いなあ〜という動機で書いたものです。そこが書きたくて、やっちまいました。
 今思えば、本になってて、後からゆっくり読める状況ならともかく、時間制限のある中でその場で読まなければならない、Webオンリーには向かない字数だったなあ、と反省しています……。2本合わせて、4万字ですし……。10万字超えてなければ、短編! って気持ちで書いてたんですが、その場にそぐわない文量でしたね。こりゃあ、読みきれねえやと思われた方、申し訳ないです。
 1dayドローイング・ライティング企画にも参加しました。これはかなり文字数少なく書けて満足してます。「Dear KIRIKU」は「一等星のかおり」の前日譚的なものでした。

 これらの作品群の再掲は今のところ、考えておりません。オンリーに参加した方だけの特別感が欲しいなあ、と思っています。でも、せっかく書いたんだし、どこかに出したい気持ちも笑 もしリクエスト頂けたら、支部とかにアップするかもしれません。

というか、野望があって……笑 書いたボブゲ小説をまとめて短編集として、本にしたいなあって笑 「Paradise」と「ディストピアの王」の複合ジャンルになってしまうわけですけれど。需要あったら、書き下ろしとかも入れて、本にしたいですねえ……。私用に作ろうかな??? 

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

郁未